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暖かい毛布とは
暖かい毛布を選ぶには、
素材, 毛足の長さ, 重量の3つが重要になってきます。
科学的に説明すると、
(1) 繊維素材自体の‘熱伝導率’
(2) どれだけ毛布が空気を包んでいるかを示す‘含気率’
(3) 暖かい空気をキープする‘密閉性’
の3つで決まります。
熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを表す指標で、その数値が高いほど熱が伝わりやすいことを指します。具体的に鉄を触るとヒヤッとした経験があると思います。それは鉄の熱伝導率が高いため、手の熱が奪われて鉄の方に移動してしまうからです。
その指標が低ければ外の冷気を中に入れず、毛布内の暖気を逃がさないので、冬に適した毛布ということになります。
繊維ごとに熱伝導率は異なります。全体でみるとウールとアクリルが低い数値となっているので‘暖かい’繊維となっております。
暖かさを決める要素としては‘含気率’の影響力が高いです。その理由として空気が繊維よりもずっと熱伝導率が低いからです。
含気率とは空気が毛布内にどれ程含まれるかの指標となります。マイヤー毛布ならではの毛足が長いニューマイヤー毛布や合わせ毛布は空気を多く包み込んでいるため、含気率が高く暖かい毛布といえます。
また、ぎゅっと目が詰まった重量のある毛布は、暖かい空気をしっかりと閉じ込めるため保温性の高い毛布となります。
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