素材
私たちの工場では素材への
探求に余念がありません。
素材と製品のクオリティは直結するので、厳選した物を使用。
またマイヤー毛布は毛足が長いため、よく吟味された毛羽落ちがしにくい素材をふんだんに用いています。
中国製では、ポリエステル毛布がほぼ大半を占めていますが、私たちの工場ではアクリル, 綿, ウールなど多岐にわたって展開しています。
アクリルだけでも様々な機能糸を含め8種類以上, 綿ではオーガニックなど5種類, ウールは原料産地や糸の細さにこだわって取り揃えています。
より詳しく>>取り扱い素材
素材を最大限に生かした
毛布づくり
しかし、良い素材を使用しているだけでは良い毛布はできません。毛足の長さ, 編み密度, 風合い加工を創意工夫し、素材の良さが最も発揮されるように仕上げていきます。
また、マイヤー毛布には編組織パターンが無数に存在するので、表面変化を施した毛布や、複数の素材を組み合わせて交編するなど、喜んでいただける高付加価値毛布を開発しています。
染色後の風合い加工においては、毛さばきの程度やポリッシャーの当て方を変えることで多種多様な毛布を生み出すことが出来ます。
具体的には、ふっくら暖かいボリューム感のある毛布や、美しく光沢のある肌が嬉しいなめらか毛布など...。
様々なニーズに応えるべく、全ての工程においてより良い毛布づくりを日々研究しています。
開発
機械
最高の品質に
仕上げるため、
世界中から各工程に最も適した
機械を導入しています。
編立機はドイツ製, プリント機はオーストリア製, プリント機ベルトはフランス製, 風合い加工機は日本製とイタリア製。
最先端の機械の導入も積極的に続けています。直近では、染料自動調液装置, オーロラ染色機, CCM: Computer Color Matchingを導入しました。調液装置とCCMにより更に精度の高い調合をすることが出来るようになりました。最終的には、機械と色調合士の双方の眼による染色を行っています。
職人による長年の経験を生かした技術は欠かせません。
機械とそれを扱う職人の技術が合わさって初めて良い毛布が出来上がります。
私たちの工場においては各工程にその機械に携わって30年以上の経験をもつ職人がついています。
例えば、編立設計士による編組織パターンの考案, 染色の色調合, 風合い加工の起毛や毛さばきの具合など...。科学や計算のみではなく経験によって積み上げられた職人の感覚によって一層と洗練されます。
生地素材の違いのみならず、その日の温度や湿度などによって起毛や毛さばきの強さを調整しなければなりません。常に同じ風合いの毛布に仕上げるため、職人が毛布の肌触りを丁寧に確認しながら、徐々に加工を施しています。